ご縁という唯一無二のつながりを原動力に“100%の達成”にこだわる。 

 小畦地 博司 隊員(74歳)  鹿児島営業所所属 / 勤務歴4年
 ※2025年インタビュー当時

“最善を尽くす”そのプロ意識が現場の安全を守る

私たちは、依頼者の方々に対して“安全を提供する”という使命を担っております。警備の仕事における成功というのは、先方が求める職務を100%に近いかたちで遂行した時に訪れるものだと思います。
隊員歴4年目を迎えた今、私自身はまだまだ未熟であることを理解し、課題を見つけては完璧に任務を全うできるよう日々勉強を重ねているところです。

警備業に従事するなか、まず重要であると据えているのが安全への意識です。そのため、現場には常に時間に余裕をもって向かい、道路の形状など事前確認を行うことで“発生し得る危険性”をその場で想定します。一般道の交通誘導や駐車場警備誘導では、危険を予測しながら動いていたとしても、ときに突発的な事態に遭遇することはあります。

だからこそ、任務にあたる前には危険に対するイメージを膨らませ、『この場所ではこのような危険性がある』『この場合の退避行動はどうするべきか』とシミュレーションを行い、不測の事態に対応できるよう心構えをしております。

私は畑違いの仕事から警備業に飛び込みましたが、実際に働いてみると警備員という職の専門性がよく分かります。建設工事や土木施工などインフラに係る交通事業は警備員の配置なくして作業を行うことはできず、人や道路の安全を守り抜くという使命感は大きくあります。一つの現場を任せて頂いていることに対しては責任を持ち、“プロである”という意識からやはり最善を尽くさなくてはなりません。

より安全を担保するためにも、私は過去の知見や警備経験を引き出しつつ、事前のシミュレーションから100%の仕事に繋げているところです。

“感謝・敬意・大人としての礼儀” 大切なのは心の持ち方

警備の仕事に限らずですが、どのような仕事であっても【感謝】【敬意】【大人としての礼儀】という3本柱は人として大切であると考えています。
そうしたなか警備員の心構えとしてあるのは、『この仕事は多くの方のご協力のもと成り立っている』ということです。通行人、ドライバー、地域に住まわれている方々、様々な人の協力があり私たちの仕事は円滑にまわります。だからこそ、礼儀・感謝を心に留め業務に当たることがとても大切であると思うのです。

例えば警備中における難しさのひとつに走行車両に停止いただくという動作がありますが、場合によっては停止せずに侵入してくる車両も見受けられます。感情というのは行動に表れやすく、こうした際にマイナスな気持ちを顔や態度に出さないためにも先に述べた3本柱は重要となります。

『ドライバーの方々に対して感謝の想いで合図を送る』

『急がれているなか交通誘導にご協力をいただいている』


こうした意識を持つとあらゆる動作が丁寧になるだけではなく、より相手に伝わる誘導技術を磨こうと向上心も生まれます。
確実に伝わる合図を送るためにはどうするべきか、とスキルを獲得していくと次には会社の評価に繋がり新たな依頼を受ける契機にもなる。
“見られている”という意識を胸に留め業務にあたるなか、ゆとりある考え方・心の持ち方で世の中の役に立っていたいと思いますね。

働くことが活力になる

前職は営業職であり顧客管理や新規開拓など、戦略や売上といった会社の利益を考え動く仕事に従事していました。営業という立場上、帰宅が遅くなると家族といっしょに食事が取れないことも多々あり、退職後は家での時間を大切にしようと考えていました。

しかし職を全うし会社を離れてみると、どこか物足りない。

私は現役のころ大病を患いましたが、幸い現在の身体は健康そのものであり「今度は『世の中のため』に仕事をしていきたい」そうした気持ちが大きくなりました。

ところが例え働く意思があったとしても、就職を考える際に立ちはだかるのが年齢です。

そこで出会ったのがセキュリティロードでした。当社においては、年齢を基本として考えるのではなく、入社希望者の身体的運動能力や判断力などを採用基準のひとつとしており、ご縁をいただきました。

現在の勤務形態としては、長い勤務時間では1日8時間程度、週5~6日の勤務。
「体力的に疲れることはないですか?」と聞かれたなら、現在のところは全く問題ないと言えます。仮に体力、そして判断力に低下が感じられた際には安全が担保できなくなるため、そのときには警備の仕事から身を引きます。この仕事は身体のコンディションを最高の状態に保つことがとても大切です。そのため、筋肉をつけるためトレーニングも行っています。

また、健康維持のためには脳内で良いイメージを巡らせる、というのも効果的であると考えおり、心身ともに最高の状態をキープするなか働ける日々を活力としています。

“感謝”の気持ちが生きる上での必須条件

私は過去の大病を経て気づいたことがあります。当時、会社は一生懸命私を支援してくれ、お世話になった病院、友人、そして何より家族の献身が私を支えてくれました。人に迷惑をかけて生きるという思いを知ってからというもの、私の中では周囲に“感謝すること”が生きる上での必須条件となりました。

警備員として社会と関わると、多種多様な人生を送ってきた方々と繋がることができます。そして互いに語り合えば、誰かの人生が自分の勉強となり喜びになる。私が所属する鹿児島営業所では、いっしょに仕事をする仲間や個人にしっかりと向き合ってくれるスタッフがおり、職場の働きやすさにも常々感謝しているところです。

正直に言って、この鹿児島営業所に入社してよかった。

だからこそ、現場に立つ際には安全と車両のスムーズな流れを生み出すべく、100%に近いかたちで業務が遂行できるよう努力を重ねています。一つひとつの現場は本番であり、勉強の場でもあり、今日より明日、明日より明後日と次を考えて、前向きに仕事ができている毎日は充実していますね。

ほんのささやかではありますが、このセキュリティロードで働かせていただいているおかげで世の中のために役立っているんかな、そう思えるのもこの仕事のやりがいです。

警備業に対する世間の評価は、必ずしも高いわけではないのかもしれません。しかしこの業界に身を置いた私としては、警備の仕事はやりがいに溢れている、ということをお伝えしたい。

セキュリティロードは宮崎県に本社を置く会社ですが、『鹿児島にセキュリティロードあり』と言いたくなるほどに、私は今の仕事にやりがいを見出しています。

仕事に出れば、会社はもとより関わる全ての方に感謝の念を抱きつつ、家に帰れば家族が迎えてくれることへの感謝が自然と溢れます。

特に、亭主関白でも一生懸命横にいてくれる奥さんや、そのなかでしっかりと育ってくれた子どもたち、そして「じっちゃん!」と呼んでくれる孫への感謝は非常に大きい。この人と一緒に暮らして幸せであったなと思ってもらえるような人生を送りたいですし、恵まれたご縁を原動力にこの先も頑張っていきたいですね。

セカンドキャリアを考えている方へ

「警備の仕事をやってみたい!」「セキュリティロードに入りたい!」

そう思われたら、遠慮せずに、恐れずに、挑戦して飛び込んでみるとよいと思います。
躊躇していては、先に進むことはありません。

私からお伝えできるのは、『どうぞ安心してセキュリティロードに入ってください』ということです。

この仕事をしていて良かった、そう思える瞬間に何度も立ち会えるのが警備員の仕事だと思います。
例えばお客さまからよく声をかけられる駐車場警備では、「頑張ってるな!」「寒いから風邪に気を付けてくださいね」と初対面にも関わらず気遣いの優しさに触れることができます。

なかには「今、目の前のコンビニでお茶買ってきたよ」と温かいお茶を手渡してくださる方もいらっしゃり、こうした時には心の底から嬉しさが込み上げます。

 “言葉”というのは、心を豊かにするものです。隊員同士「お疲れ様!」との労う声や感謝を伝え合う言葉。気持ちの良い言葉が飛び交う日々を与えてくれる会社に、私自身感謝しておりますし、何よりもセキュリティロードには“働きやすさ”がある。

やる気がある方は挑戦されて損はないと思いますよ!

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