警備員の研修は、警備員として働く上で非常に重要です。働き始める前には新任研修を受けることが義務付けられており、警備員の仕事に必要な法律や知識、技能を学びます。研修は警備会社や警備業協会の研修センターで行われ、3日~4日間かけて受講します。
学ぶ内容は以下のとおりです。
- 警備業法
- 警備員の礼式
- 警備員の権限と義務
- 事件・事故発生時の対応
- 応急処置
- 交通誘導
- 機械警備
新任研修は、警備員として働くために必要な基本的な知識と技能を身につける大切な機会です。きちんと受講することで、安全で安心な社会を守る警備員になれるでしょう。
新任研修の受講費用
受講費用は、警備会社によって異なります。一般的に、受講料は数万円程度です。研修中の給与は、警備会社によって異なります。一般的に、研修中も給与は支給されます。
研修費用とは違いますが、健康診断費用、初期の制服(靴)一部負担(給与引き)無線、装備品の買取等がある場合もあります。
警備会社により規定が違いますので、研修費用と共に確認するのが良いでしょう。
現任教育とは
警備員として長く働きたい方は、現任教育を受けることが大切です。現任教育は、新任研修後に受ける研修で、新しい法令や現場に適した知識を学び、仕事の質を高めることが目的です。現任教育は、半年に1度の周期で行われ、年に2回「基本教育3時間以上」と「業務別教育5時間以上」の研修です。さらに、警備会社によっては、必要に応じて独自の研修を設けている場合もあります。
警備員の研修を受けて、必要な知識を身に着けよう。
警備員の仕事は、社会を守る重要な仕事です。重要だからこそ知識や技能が求められますが、警備員の研修をきちんと受けることで、必要な知識・技能は習得できます。新任研修をきちんと受講して、安全で安心な社会を守る警備員になりましょう。