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【2024年09月02日】

「令和6年度第2回事業主支援ワークショップ」登壇

 

 827日、ポリテクセンター宮崎にて「採用面接の進め方」をテーマに、令和6年度事業主支援ワークショップが会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。

 このワークショップでは、障がい者雇用に不安を抱える事業所、障がい者雇用率未達の事業所に対して、障がい者雇用の進め方を学ぶ機会の提供と、雇用の取り組みを促進することを目的とし、面接に関するツールや取組み事例紹介、ディスカッションなどが行われました。

 「人が長く安定的に働ける企業・社会を目指して~株式会社セキュリティロードの取り組み~」をテーマとした、株式会社セキュリティロード 代表取締役社長、齊藤慎介による講話では、在籍する障がい者(従業員数640名中 37名の障害者手帳保持者)の方々に対しての関わり方や、支援スタッフが業務のサポートを行っている取組みを警備スタッフサポート担当者(ジョブコーチ)より紹介。また、人事担当者より採用時の取り組みや面接時の配慮についても触れ公平な選考基準を設け、障がいの有無に関わらず適性を重視していることを強調しました。

 雇用管理上の配慮事項としては、職場定着を図るために定期的な面談やフィードバック、柔軟な勤務時間の設定を行っていることも紹介しました。さらに、社員に対してメンター制度の導入や定期的な研修や勉強会の開催など、社内の支援体制も整えている自社の強みも公開しました。

 このような取り組みを通じて、セキュリティロードグループは障がい者が長く安定的に働ける環境を整えています。ワークショップに参加された事業所の方々からは、「採用してもなかなか現場で定着につながらない」などの課題が挙がっていました。これらの取り組みが、少しでも障がい者雇用の促進につながり、誰一人取り残されない社会の実現に近づけられることを願います。