「この人も70歳!」まだまだ現役まっしぐら!

「70歳の著名人」をネット検索すると、俳優の草刈正雄さん、松平健さん、萩原流行さん、国広富之さん、タレントの関根勤さん、女優の竹下景子さん、夏樹陽子さん、もたいまさこさん、お笑い芸人のぼんちおさむさん、歌手の山下達郎さん、甲斐よしひろさん、稲垣潤一さん、吉幾三さん、小林幸子さん、石川セリさん、研ナオコさん、タケカワユキヒデさん、円広志さん、漫画家の小林よしのりさんや、元プロ野球選手の落合博満さんの名前も見つかります。

いずれの方も現役且つ、バリバリ第一線で活躍していることに勇気づけられます。70歳は、まだまだ老け込む歳ではありません。

65歳から70歳までの5年間の給与が約束された70歳定年制

表題の通り、2021年の「高年齢雇用安定法」改正により、より多くの高年齢者がその能力を活かして働くことができるよう、定年年齢の基準となる年齢がこれまでの65歳から70歳へ引き上げられました。

65歳定年から5年延びて70歳まで働けるメリット面は、社内の若手に専門性の高いスキルを引き継ぐ時間が増えることや、歳を取っても仕事にやりがいを見いだせることが挙げられますが、なんといっても仕事大好き人間にとっては、定年退職を迎えて“燃え尽き症候群”に陥ることがないことでしょう。これまでは働きバチで、趣味や家族との時間も作らずにいた人が、定年になって打ち込めるモノを見いだせず、家に引きこもってうつ病のようになるという話も多くありました。

いわゆる「シニア」は65歳以上を指すのが一般的ですが、定年年齢が引き上がることで、「65歳から70歳の5年間をどう過ごすか」は、これからのシニア世代の大きな問題になります。70歳定年になることで、70歳までフルタイムで働くことができますが、体力が急に衰えて、退職後に旅行や趣味に使う体力が残っていなかったり、急に病気になって老後を楽しめなくなったり「やっぱり65歳で退職しておくべきだった」と、後悔することになるかもしれません。

65歳から70歳の5年間の給与が約束される70歳定年制は、経済面ではプラスですが、健康・体力面に加えて、プライベート充実度でのプラス・マイナス面も考えなければならないでしょう。

シニアが活躍する企業の共通点はここを見よう!

シニア世代が活躍できる企業は、年齢に関係なく多様性と包括性を尊重し、経験や知識を最大限に活用する環境を提供しています。

企業を指して、よく“企業文化”という言葉が使われますが、年齢やバックグラウンドに関わらず、過去の経験や専門知識を活かす機会が提供され、チーム全体の成果・成長に寄与することができる環境が整備されている企業にこそ、新しい時代の文化が醸成されていきます。

また、シニア世代がスキルの更新やキャリアの成長をサポートするプログラムがあることにも注目。学習の機会や専門的なトレーニングを受けることにより、新しい挑戦にも積極的に取り組むことができます。

同様に、若い世代に対してのリーダーシップやメンターシップ(部下が話しやすい雰囲気をつくる態度・部下のキャリアを親身になって応援すること)を提供する機会があることも、シニアの活躍には重要です。

働き方に関しては、フルタイムをはじめ、パートタイム、フレックスタイム、リモートワークなど、多様な働き方を選択できる環境がシニア向けです。

どんな警備サービス会社を選べば良いのか

シニアの転職先として警備サービス業は変わらず人気がありますが、シニアが活躍しやすい警備サービス会社を見るポイントはいくつかあります。

 ・経験や知見を尊重してくれる

前職と業界は違っても、シニア世代の長年の経験と専門知識を活かしてくれる環境を提供してくれる企業を見つけましょう。

 ・新たなキャリアパスのサポート

警備サービス業でのキャリアパスのサポートやトレーニングプログラムを提供する企業は魅力的です。

 ・フレキシブルな働き方ができる

前述のように、自分の体力やライフスタイルに合わせて、多様な働き方を選択できる環境があることを確認しましょう。

 ・ワークライフバランスの重視

健康で充実した生活を送ることを優先しながら、ストレスなく働けるワークライフバランス重視の企業を選びましょう。

 ・若世代とのコミュニケーションの創出

シニア世代の豊富な知識や経験を、若い世代に対して提供・指導できる機会を作る企業は、人を大切にしている可能性が高く、多様な年齢層が協力し合う企業文化を育んでいると考えられます。

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