「24時間戦えますか」のフレーズが耳に残る栄養ドリンク剤のCM。バブル最盛期にテレビで流れ、お茶の間で眺めては“明日も頑張ろう!”とヤル気に燃えた方も多かったのではないでしょうか。
日本経済が活気づき、仕事をすればするだけ給与に反映されたあの時代。会社に尽くし残業を顧みず働くというのは言ってしまえば当たり前の世の中であり、家族のため自分のためにと働きがいもありました!
1989年の流行語同賞に選ばれた「24時間戦えますか」の言葉ですが、身を粉にして働く仕事観が染みついた私たちシニア世代だからこそ、定年後は穏やかに、そして悠々自適に過ごしたいと思うのは自然な感情かもしれません。
それでは、会社を退職しスローライフに切り替わった今、24時間をどのように過ごせば夢に見た充実のシニアライフを送ることができるのでしょうか?
あなたなら、『毎日が日曜日のスローライフ』と『適度な仕事で交友関係が広がるアクティブライフ』どちらを選びますか?
“毎日が日曜日”はすぐ飽きる、は本当か?

「朝起きて朝食を食べ、リビングで新聞を読み、お昼過ぎまで特に用事もなくゆったりと過ごします。お腹が空いたら軽く何か食べ、その後近所のスーパーまで歩いて行き、少しだけ買い物をする。なぜ少ししか買わないのかと言えば、翌日の“買い出しに行く”という予定をつくるため。あえて外に出る予定をつくらないと引きこもっちゃうでしょう? そして帰宅したらまた用事もないのでテレビをつけ、チャンネルをまわし続けている間に夜になる。退職後2日でこんな生活は飽きましたね。」

退職後のスローライフについて教えてくれたのは、45年の病院勤務を終え定年退職した65歳の男性です。ほかにも同様の生活を経験した2名にお話を伺いましたが“毎日が日曜日は飽きる”と話をされ、現在は3名全員が就業し社会で活躍されています。
内閣府によるシニア就業調査によると、『あなたは何歳くらいまで働きたいですか?』という質問に対して、60代から70代の回答者1,755名のうち、およそ9割が「働けるうちはいつまでも」と回答。
またシニアが働く理由についてパーソル総合研究所が2023年に実施した調査によると、「働くことで健康維持をしたいから」を筆頭に、「生活を維持するために収入が必要だから」「働かないと時間をもてあましてしまうから」と続きました。
日々の行動に変化がなく単調に1日が終わっていく虚無感は、理想の老後生活とは少々異なるようです。心身の健康維持のためにも、働くという選択肢を外さず社会との交流を持つことが大切と言えそうです。
参考:高齢期の暮らしの動向(内閣府調査)
参考:男女ともにシニアの就業率は向上(パーソル総合研究所)
仕事で広がる交友関係!人とのつながりが幸福感をもたらす

みなさんが『幸せだな』と思う瞬間はどのようなときでしょうか?
幸せは何気ない日常のなかに沢山あるものですが、あらゆる場面において時間を共有できる友人や仲間の存在があったなら、幸福感はさらに高まるものです。
一人よりも友人と食べるごはん
仲間と行く温泉旅行
職場の同期と意気投合する趣味の話
孫自慢をし合える幼馴染
セキュリティロードで働く社員のなかにも、仲間の存在が幸せに結びついていると話す隊員がいます!仕事をする上で職場スタッフの温かさが原動力となっているという山崎隊員の声を少しご紹介します。

山崎 卓庸隊員(75歳) 宮崎営業所所属 / 勤務歴15年11カ月
※2025年インタビュー当時
「セキュリティロードに入社し間もなく16年目を迎えるなか、仕事という枠を超えて得られた喜びがあります。
それはともに働き、休日にはともに時間を過ごせる仲間に出会えたことです。
お好み焼きや焼き肉など隊員と一緒に食事に出かけたり、グループになって集まるときには美味しいお酒と料理を囲みながらワイワイと同じ話題で盛り上がります。こうした時間は楽しく、みんなが仕事に精いっぱい向き合っているからこそ、メリハリある生活を満喫できるのだと思います。」
「以前、飛び上がるほど嬉しかった出来事がありました。実は身体を壊した時期があり、見舞いに来てくれたのが会社のスタッフでした。退院の折には迎えにきてくれたのが仕事の仲間であり、それが本当に嬉しかった。”幸せだなぁ”と思いました。」
年齢にかかわらず人とのつながりがあるからこそ、人生は面白く、そして活気に満ちるということが分かります。
シニア採用に力を入れるセキュリティロードでは、同世代の友人がつくりやすい環境が働きやすさに繋がる要因となっています。
“従業員ファースト”という当社の約束

当社では60代70代の隊員が多く在籍するなか、会話中に度々聞かれるのが「セキュリティロードは働きやすい」という言葉です。
なぜ、セキュリティロードはシニアの皆さんにとって働きやすいのか。仕事をするにあたり隊員の方々が魅力に感じる3つのポイントについてご紹介します。
ポイント① 人材ではなく“人財”。社員が安心して働き続けられる環境がある

セキュリティロードは「万人が永く安定的に働ける企業をめざす」とビジョンを掲げるなか、まず何よりも、社員の皆さまが安心して働き続けることができるよう取り組みを行っています。
例えば…
⇒ケガや病気のほか、万が一の場合に備えての補償など、充実した内容で業務上だけではなく業務外でも皆さまを支えます。
従業員の金銭的負担はゼロ。弊社で働くすべての従業員が対象です。
「事業活動総合保険」の詳細はコチラ↓
https://hikoma.jp/ser/works/8355
⇒各種リースの開始!月々定額で新車に乗れる♪(原付バイク/電動自転車/自転車)
ほかにも新たな仲間を構築するレクレーションの企画など、働きやすさに注力した取り組みで雇用の安定化を目指しています。
ポイント② 取引実績多数の安定経営

創業より37年間の黒字経営。約1000社の取引先により年間3000件の受注があり、安定した仕事量を獲得しています。
コロナ禍でも決算賞与支給など安定した財務基盤を確立。
交通誘導警備部門では宮崎県内シェアNo1を誇り、安定した収入から安心感があります。
ポイント③ 未経験でも問題ナシ!安心のサポート体制

充実の研修制度のほか、自信をもって業務が行えるまでは先輩社員がしっかりとサポートします。
安全第一が最も重要な警備業では、実技だけでなくメンタル面での不安も取り除き仕事に向き合うことが大切です。まずは先輩社員が丁寧に業務内容をお伝えし、一つずつ仕事を覚えていくため未経験の方でも安心です。
独り立ちした後には、社内研修のほか、外部講師による講義や社外セミナーへの参加ができます。国家資格である警備員検定の受験も会社の支援を受けられるため自己成長が叶います。
まとめ

現役のころ毎日が休みならと夢見た日々は、体験してみると想像していた風景とは異なり、気づけば誰かの役に立つため再び仕事をしているという方は多くいらっしゃいます。仕事一筋だった男性なら尚更かもしれませんね。
私たちシニアにとってセカンドキャリアとは、お給料をもらうこと以上に社会の一員としての居場所を確保し、交友関係を広げることを目的としている方も!24時間戦う必要はなくとも、「動けるうちには動いておく!」アクティブな生活から第二の人生を楽しむシニアが増えているようです。