息子に託す夢、自分でつかみにいく夢。
新しい土地で、新しい自分を見つけていく

中村隊員

 中村トモ子 隊員(58歳)  鹿児島営業所所属 / 勤務歴1年11カ月
 ※2023年インタビュー当時

パートと農家を両立しながら、3人の息子を育ててきました。

私は長く福岡県の久留米市に住んでおり、息子3人を育てながら、野菜を栽培して出荷するかたわら、空いた時間には近くの道の駅でパートで働いていました。

今、家と畑は次男が継いでくれて、三男は兵庫県のゴルフ場に勤めながら念願のプロゴルファーになりました。そして、長男は鹿児島に住んでいたので、長男を頼って鹿児島に移住しました。

当時は50代前半。まだまだ働きたいと思い、鹿児島の医療センターで2年ほど清掃業務に携わりました。しかし、ちょうどコロナ禍真っ最中で、自分も罹患するのではないかと怖くなり退職しました。

そんな時に、セキュリティロードの鹿児島営業所で女性が4人ほど働いているのを知りました。畑仕事だったので、暑さ寒さには慣れていますし、清掃作業は立ち仕事だったので、私でも大丈夫だろうと応募しました。

セキュリティロードでの仕事

セキュリティロードに入って2年ほど経ちます。右も左もわからなかったので、一から現場で教わりました。

最初の仕事は交通誘導の片側交互通行で、見ているのと実際に指示するのでは大違いで、これは慣れるしかないと思いました。

中村隊員

交通誘導の他には、インターネット配線工事の保守警備も多くやっています。現場には車やオートバイで行きますが、遠いところだと枕崎や霧島方面、伊佐市など片道1時間半ほどかかるところから、自宅から歩いて5分の現場と様々です。

交通誘導をやっていると、通りがかるおばあさんから「今日は暑かろぅ」とか、男性から「俺はこれから釣りに行くんだ」などよく声を掛けられて、うれしくなるものです。

現場は日々いろいろ変わりますが、どの現場でも人との触れ合いが必ずあって、それが仕事の励みになっていますね。

警備員の国家検定資格の警備業務検定試験は一度落ちてしまいましたが、もう一度チャレンジしようと勉強しています。この仕事を続けるなら資格を持っている方が有利だし、今よりも自信を持って現場に立てると思います。

新しい生活、新しい趣味

中村隊員

鹿児島での新しい生活は楽しいですね。実は今、料理に凝っていて、これからケーキ作りを習いにいきます。最近は、炊飯器で作るスイーツなどにも興味があって、ケーキ作りも進化しているのを感じます。

あと、これからチャレンジしたいのは釣りなんです。鹿児島営業所には釣り好きの隊員も多いので、道具や仕掛け、エサなどを教えてもらって、ぜひ海釣りにチャレンジしてみたいですね。

これからの夢ですが、一つは三男のプロゴルファーとしての成です。

そしてもう一つの夢は、突拍子もないかもしれませんが、キッチンカーをしてみたいと思っています。久留米にいたときに道の駅でよくキッチンカーを見ていたのですが、鹿児島に来てからは「お弁当を作ってキッチンカーで販売したい」という夢を持つようになりました。

私もあと2年で還暦です。これまでやりたいように生きてきました。

今の警備の仕事を続けながら、いつかはキッチンカーを実現させて、鹿児島中を巡ってみたいです。

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