再雇用で働き続けるために必要なものとは?

再雇用で働き続けるために必要なものとは?

シニア世代の再雇用のトレンドや取り組みとは?

再雇用で働きたい、まだまだ収入のある仕事がしたいという60歳以上の人が年々増えています。
少子高齢化による労働力不足問題が表面化している影響もあり、シニア世代の再雇用の機会や環境が改善されつつあります。

60歳から65歳への定年延長はもとより、再雇用契約の導入、雇用機会の拡大などの取り組みによって、シニア世代の仕事のバリエーションは広がり続けています。


再雇用では、シニア世代の経験や知識を高く評価し、高齢者雇用を積極的に推進する企業や組織が増えていて、さらに、異業種への転職支援や新しいビジネスマッチングプラットフォームの活用も増えてきています。

シニア世代の旺盛な労働意欲に応えるための職業紹介やキャリアカウンセリング、スキルアップトレーニングなどシニア向けの雇用支援プログラムも人気で、再就職や再雇用の機会を積極的にサポート。

再雇用先では、パートタイムやフルタイムの選択、在宅勤務や柔軟な勤務時間の調整など、個々のニーズに合わせたフレキシブルな働き方が実現しています。


また、それまで長く続けた仕事を退職した後に始める、新しいタイプの仕事「アンコールキャリア」もトレンドとして注目。定年退職をした世代が引退後に選ぶ新たな仕事は、経済的な利益よりも、社会にどんな良い影響が与えられるかという点がより重視されます。

再雇用で働き続けるために必要なもの

ワークライフバランスを見直す


今のシニア世代の父親たちは、日本の高度経済成長期を支えた働きバチでしたが、いわゆる仕事と私生活の調和を取る「ワークライフバランス」という考え方がない時代に、汗水流して家族を支えていました。
今のシニア世代はそんな父親を見ながら、憧れたり、ああはなりたくないと思ったり、様々な感情を持ったはずです。

現代のワークライフバランスは、自身や家族の健康・幸福度を高め、ストレスを軽減し、充実した生活を送るためのものです。仕事の責任や労働時間と、家族や個人の生活の時間や活動とのバランスが取れていると、家庭生活や人間関係の充実が精神的な充足感をもたらします。


また、余暇の時間を使って趣味や興味を追求することは、個人の成長や満足感につながって、視野を広げるのはもちろん、仕事以外の人間関係を構築することもでき、定年退職後の新しい世界への第一歩の力になってくれることもあります。


自分自身を見つめなおす


現実的に再雇用を考えたとき、まず、これまで培った自身のスキルと経験・知識を最新のものに刷新するアップデートが必要です。

さらに、新しい環境や仕事に順応することも求められるので、コミュニケーション能力と柔軟性を持ちながら、新しい会社やチームと協力する姿勢を見せましょう。

今回のテーマ「定年後の再雇用」のためには、まず、これまでの自分の働き方と過ごし方を見つめ直し、過度な負担を避けて、楽しみながら働ける環境を選ぶことがポイント。
そして、再雇用後の「目標」を定めることから始めましょう。

警備サービス業に再就職するシニア世代の特徴とは?

シニア世代にとって警備サービス業への再就職・再雇用が人気なのには理由があります。
まず、シニア世代の豊富な知見は、現場での様々な状況把握や問題に対する解決能力など、他の世代よりも明らかに秀でています。

また、現在のシニア世代は一般的に責任感が強く、上下関係の信頼感もあり、長年の経験により培われた冷静な判断力と対応力を発揮します。警備業は安全やセキュリティに関わる重要な任務を担うので、現場対応力は必須です。

さらに、現役世代のときに鍛えられたコミュニケーションスキルと人間関係の構築力は、警備仲間との絆はもちろん、現場でのクライアントや一般人との円滑なコミュニケーションでその力を発揮します。

そのような特徴を持つシニア世代は、地域の交通の安全や施設の警備、イベントの警備などに最適な人材であり、幾多の現場で経験と責任感が求められて、より仕事に熱が入るという仕事熱心な世代でもあります。



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