皆さんにとって“定年後の理想の暮らし”とは、どのような生活でしょうか。
「定年後はゆっくり家で過ごして、好きな事をしよう。」
「奥さんと旅行に出かけて、遊びに来る孫たちにお小遣いをあげて、笑顔で過ごしたい。」
一生懸命働いてきたからこそ、定年後は好きな事に時間を使いたいと誰もがと考えるなか、『定年後は新しい友をつくろう』と新鮮な目標を立ててみると少しワクワクしませんか?
今回は、定年後だからこそ出会える【新しい友だち】【新しい日常】について、充実感あふれる生活を得るためのヒントをご紹介します。
定年後、あなたは働きますか?
「定年後、あなたは働きますか?」と聞かれたら、みなさんはどのように答えるでしょうか。
近年は人手不足が深刻であり、企業によっては定年延長や再雇用という形で、引き続き同じ会社での雇用を提示されることがあります。
仕事の経験量や現場歴は、その人だからこそ持つ唯一無二のものです。そうした熟練度は若手育成に力を入れる企業にとって会社の財産とも言え、60代・70代シニアの持つスキルは今の日本社会から非常に求められています。
シニアの『働く』という選択肢に対して、社会全体が後押しする環境があるからこそ、働きつつも自分の時間を大切にする方々が増えているのが昨今の傾向。
- 収入アップ
- 経験を活かしつつも無理なく働ける
- 適度な張り合いや達成感、責任感が得られる
など働くことのメリットを感じる方が多いなか、【新たな同僚や職場の人との出会いから友人関係を築きやすい】という点も忘れてはならない利点です。
セカンドキャリアで得られる“経済面”の安心感
まず、セカンドキャリアを考えた際に最も大きな利点として挙げられるのは “定年後も収入がある”という安心感ではないでしょうか。
現役を引退すると時間的な余裕がある一方で、国民健康保険料などの税負担、病気や介護コスト増など老後設計について真剣に考える機会が増えます。
総務省統計局が発表している“家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)”によると、
65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)における月平均額実収入は244,580円。それに対しての消費支出は250,959円と公表しています。
(参考:統計局ホームページ/家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年))
消費支出が実収入を上回っていることが読み取れるなか、年金の他に収入がある日常は経済的なゆとりに繋がることはもとより、将来を考えた時の心的な負担軽減にも寄与します。
セカンドキャリアがもたらす“友のいる”安心感
定年後の就労では、これまで培ってきたビジネススキルを次の舞台で活かせる充実感も大きくあります。
“対人能力”や“”提案力“、”傾聴力“など自分の武器を再確認しながら、人とのコミュニケーションのなか社会の一員として活躍する充足感は、ハリのある毎日をもたらしてくれます。
そうしたなか、それまでと違う景色を見せてくれるのが、新たな“同僚”の存在です。現役の頃には出会わなかった仲間との縁に恵まれることで、新たな友が日常の一コマに加わり心の健康を育みます。
仕事後に飲み交わしたり、休日には一緒に釣りに出掛けたり、孫の話に花を咲かせたり。
セカンドキャリアという立ち位置だからこそ、同じ年代、同じ立場、同じ肌感覚である同僚と分かり合えることは多く、仕事のみならずプライベートにおいても付き合いが広がる楽しさを実感できるでしょう。
社会との積極的な関わりは特別な縁をもたらし、誰かの役に立っているというやりがいもまた、人生の満足感を得るひとつになります。
縁に恵まれる職場はどこにある?
“社会から求められる”“定年後もキャリアが築ける”という事実は、率直に嬉しいものです。
売り手市場の今、私たちシニアにとっては職場選びの取捨選択が重要であり、『その現場で働くだけの体力はあるか』『現場の雰囲気は自分と合っていそうか』など、勤務形態やシフト組み、シニア雇用に対する企業の積極性、など多様な観点から仕事を選ぶことが大切です。
例えば、新しい仕事を覚えるにあたり教えてくれる人は、自分よりも年下となる可能があります。働いている人の年代が自分とあまりにも差がある場合には、居心地が良くないと感じるかもしれませんし、世代によっては考え方がまるで違うこともあります。
そのため、セカンドキャリアを検討する際には、シニアのスキルや経験を評価し成長を後押しする風土があるかなど事前の下調べをおススメします。
同世代が多い職場だからこそ周りと意気投合し、同じ趣味を持つ仲間、不安や悩みを打ち明けられる同僚と巡り合えるチャンスが訪れます。
年を取れば取るほど難しくなる友だちづくりですが、セカンドキャリアを通して知り合う仲間は友人になり得る存在と言えるでしょう。
シニアにおすすめ!警備の仕事
60代からの求人市場が活性化しているなか、多くのシニア世代が選ぶ職業に警備の仕事があります。人気の理由の一つには、年齢制限が設けられていない事が挙げられます。
警備業に係る法律の一つに”警備業法”というものがありますが、年齢の上限に関して明確な定めを設けておらず、そうした採用間口の広さから警備業従事者の全国平均年齢は51.1歳となっています。
年齢層が高く、似ている境遇・同じ想いを抱く世代が集う”安心感”がある警備の現場。
また警備業がおすすめである理由は、”収入面の安定性が図れる”という点にもあります。
例えば交通インフラを支える道路工事などでは定期的な補修・修繕・営繕が必須であり、土木業は需要が耐える事はありません。同じように警備業では道路工事や建設現場での誘導警備のほか、商業施設やオフィスビルの施設警備、空港の保安警備、イベント警備など活動の幅が非常に広く、世の中の安全維持のため常に求められる職業と言えます。
景気に左右される事も少ない職種だからこそ、安定して仕事を得ることができる警備業界。加えて働き手は、体力や時々の事情に合わせたシフトが組めるため、柔軟な勤務形態がシニアの生活スタイルに合致します!
『警備の仕事は働きやすい環境がある』セカンドキャリアで警備員として活躍されている方々の実感としても、こうしたメリットが大きいようです。
参考:政府統計の総合窓口
※警備業法では18歳未満の就労は不可としています
まとめ
セカンドキャリアを考えた際に、友だちづくりを視野に入れて活動すると少しワクワクします。
現役時代の話題に花を咲かせ、悩みを共有し、ともに趣味を楽しむ。
友だちの存在がいつのまにか生きがいとなり、仕事から始まった出会いがプライベートの充足感に繋がることも多いものです。
“笑顔”というのは一人ではつくれないもの。
ぜひ、仕事を通して始める『60歳からの友だちづくり』を楽しんでみてはいかがでしょうか!
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